「答えは、現場にある。」
l 経営がうまくいかなかったり、農場の成績が振るわなかったりすると、本来は現場により入るものと考えられるが、実際は、逆で、経営や成績不振の農場ほど、現場管理がおろそかになりやすいものです。
逆に、儲かっている時は、より儲けようと、せっせと現場に入り改善しようとするものです。
これからの、養豚産業は、年々 利益率が下がり競争はますます厳しくなることが予想されます。その時に、大切なことは、現場を良く観て(見るのではなく、観察する気持ちでなぜだろうと問題意識をもつて観る)考えることが大切です。
例えば、豚が床を汚す場合は、すぐ掃除、あるいは、しかたないと放置するのではなく、なぜ 豚が床を汚すようになるのか、環境、施設をチェックし改善することがポイントです。
ただ、「観ろ」「考えろ」といつても、その為の判断基準がなければ力がつきません。
短いコラムですが、その為の材料を提供できればと思います。粘り強い アクセスで
付き合っていただければと思います。