「エイズを思い出せ・・・針の扱に注意」
l ウィルス性の病気は、ほんのわずかなウィルスの伝播で、大きな被害をもたらします。
獣医の先生がワクチンを打つ時、必ず注射針の先を消毒綿で拭いて、消毒しながら注射するか、1頭1針の使い捨て注射器を使用すると思います。
「エイズ」感染者のケースを、思い出してください。性行為による感染もさることながら、麻薬使用者が、注射器で麻薬を廻し打ちする過程で、多くの感染者が出たことが、報告されています。
感染は、ウイルスで汚染された、注射針からです。養豚場では、現場作業で、ブタの治療行為をすることが、よくあります。治療専門に廻ることも多い時期があることでしょう。このような時、針の消毒がなされているか、再確認してください。
治療のつもりが、かえつて、感染を広げることがあるのです。
とくに、ウィルス性の病気に対しては、十分に注意して下さい。