夏でも、扉をしめよう。
ドイツ北部で、豚コレラが、6月末に発生した。
すぐに原因をつきとめる疫学調査が行われたが、野生のイノシシが、何らかの形で養豚場の近くに出没して、農場内の豚を汚染したらしい。
近年 「鉄壁」の衛生対策をめぐらし、防疫でも理想的な水準を誇る、種豚生産の農場で、入るわけのないウィルス性の病気に汚染される例が、何回か報告されている。その場合、渡り鳥、あるいは、カラスなどが、ウィルス媒介をしたらしいとの調査が出ることが多い。
オールイン オールアウト 消毒 入場ルールーなど決めていても一般の養豚場では、 これを無視して?農場を我が物顔で歩く 犬 猫 の類のなんと多いことか かれらは 豚舎内にも自由自在に侵入するものである。
鳥の侵入は、しばしば 目にする。
猫を場内に入れる人は、最低限 フリートミンでトキソプラズマ病の浸入を防ぐ必要がある。野良猫 野良犬は、徹底して駆除する。鳥は、金網をはっていれない。
しかし、夏は意外な盲点がある。暑さ対策もあってか扉を開けっ放しにすることである。しかし、夕方には最低限閉めるべきである
扉の開け閉めは、習慣である。「開けたら 閉める」単純なことだが これが意外と大きな防疫になるのである。