草を食べる豚 「クニクニ」
世界は、広いです。
イギリスの農家で「クニクニ」という、世界でも、貴重な純粋種と出会いました。たまたま、宿泊した、日本でいえば民宿ですが、
b&bという、宿泊と朝食だけ出す農家で、なんと この希少価値のある豚をかっていました。
クニクニは、ニュージーランド原産で、そのルーツは、あまり知られていません。
ベトナム原産のポットベリーに近い種類かもしれません。この豚は、あまり大きくならず、性格もおとなしく、写真のものは、白と黒ですが、白と黒がまだらに、なるものが好まれるようです。ニュージーランドで絶滅しかけ、16頭残ったものを、イギリスで育て今では、1000頭まで、増えたとのことです。写真のものは、配合飼料を食べていますが、普通は、草だけでも育つそうです。
そのせいか、消化器が発達しているようで、「ずんぐりむっくり」な体と、あごにイヤリングのような、脂肪がでてきています。
イギリスには、希少品種を好んで飼う農家があります。それも、気負うことなく、普通に鶏といっしょに飼われています。
このような、背景が家畜改良で世界をリードする立場に立たせているのでしょう。