世界標準にたった韓国の養豚産業
韓国政府が公式に 「口蹄疫 終息宣言」
8月14日をもつて、韓国での口蹄疫の終息を政府として公式に発表したという、連絡が入りました。このあと、手続きとしては、oie (世界獣医機構)に9月中旬に、清浄化認定のための書類を提出。審査後 9月末には、oieより 清浄化の条件を満たす、仮認定 さらに その後3ヶ月の無発生でもって、国際的に口蹄疫清浄国に復帰できるそうです。
豚コレラについては口蹄疫の影に隠れた形ですが、4月の発生以来 新たな発生はなく、これも、6ヶ月間の無発生が、確認できればワクチンを打っていないので10月には清浄国に復帰できます。
韓国では、殺処分政策をとり、発生農場近くの豚を約15万頭近く処分しました。この間特に生産者からのワクチン再使用の話は、上がらなかったときいています。
それでも、もしワクチンを使えば、2年間は、輸出ができなくなります。2〜3年前に豚コレラ、口蹄疫の発生したヨーロッパ諸国でワクチン使用の声があがったのにもかかわらず、殺処分政策をとつたのは、病気の根絶という面では殺処分が、ワクチンによる「共存?」
よりはるかに、経済的で、病気の根絶も早いという 世界の畜産技術の標準認識があつたからです。今回の終息宣言は、その意味で韓国の養豚産業が世界標準のレベルに達したことでありその努力には、敬意を表すべきでしょう。