猛暑でも少ない精液異常 むしろ寒暖の差か?
関東から西では、今年は猛暑の連続でとにかく暑い。
肉豚の餌喰い不良から、出荷が停滞、高値というのはいつものパターンだが、暑さによる造精機能の異常で無精子症になる種雄豚が多くなるのが、例年ノパターンである。
しかし、今年は、あまりこの無精子症の話を聞かない、大手のaiセンターに聞いても、この時期 精液を無精子症の発生ですぐ送れとの要請、問い合わせが例年より少ないという。
aiセンター自身も無精子症の種雄豚が何頭かは夏季にはでるというが、今年はほとんどないという。暑さは、厳しいが、意外と繁殖成績は、よいようである。
これが、来年の夏相場を占う材料とすれば、気を引き締めて生産に向かう時期であろう。