授乳母豚の餌箱の管理で熱を下げる

 

 連日の猛暑で、母豚の熱射による事故も報告されてきている。

扇風機での風送り、あるいは散水などもあるが、まず、餌箱の中をきれいにして冷たい水を張り思う存分飲ませる。それから、青草などカロリーの無い餌を与え、腹をふくらますとともに、体の中からの発熱を抑えます。

人間も、夏の冷麦 や 冷たいビールで体内から 冷やす 暑気払い方法をとる。これと同じ原理で、意外にハアハアしている豚でも 水を十分飲ませることで、状況改善することができる。

反対に、水温が32℃以上になると母豚は、餌箱の中の水を飲まなくなるので注意すること。また、餌が残って臭いがではじめてくると、やはり餌を食べなくなる。