動検(成田動物検疫所)ブルース PART 1

 

知る人ぞ知る 練監(練馬鑑別所=今の少年刑務所の前身)ブルースという歌があった。

歌詞は、

「身から出ましたサビにより、ちんけんなポリ公についかまって、手縄かけられ、どずかれて、ついたところは、鑑別所― ― ―」

というところです。これを、連想したのは、逆に海外から来た家畜、動物などに「サビ」がないかどうか、「検疫」する検疫所に、私 山下が今回 英国から輸入した 黒豚=バークシャー

13頭の 面倒を見るために19日間の同居=収容生活を、送っている最中です。

防疫、検疫、を考えるいい機会です。また、一切検疫所外には、出れないので、豚の管理以外は、これまで急いでいた生活がうそのように、時間が出来ました。なかなか 更新がすすまなかったホームページもここにきて、一気に更新スピードを上げていこうと思います。

私の入所した、成田動物検疫所は、成田空港の空港内の施設としてあり、壁とバリケード、機動隊、ガードマンの監視する中、まず、検疫が終わるまで出れない構造になっています。

なかなか、出来ない体験なので、その様子を御報告いたします

成田動物検疫所は、空港内にあり、家畜を収容する、建物が、6棟ある。

競馬の検疫が、かなりあり、豚は、年間でも、200頭位とのこと

牛、羊、犬 なども、ここで 検疫を受けることになる。

外部からの虫、鳥などの侵入を防ぐ為に

換気は、陽圧式で、ある。

滑走路の脇にあるために、朝6時から

夜11時まで、飛行機の騒音は、耐えない。

しかし、こと、騒音に関しては、豚は

『馬耳東風』ならぬ、

豚耳東風?とでもいうか まるで、影響を受けていないようであった。

イギリスより、イギリスを代表する直行便=英国航空で来た

豚達は、給水器付きの木製コンテナに、入れられ、11時間30分かけて、ロンドン

ヒースロー空港から、日本についた。

到着後も、いたって、健康で、大いに

食べ、良く寝て、順調に増体している。